お久しぶりです。
梅木毎です。
恐らく今回が私が書く最後のブログになると思います。

色々なことがあった一年ですが、最後の最後にレグライ杯に出場することができ良かったです。
とても良い非公式オフでした。お声をかけていただき本当にありがとうございました。
緊張に押しつぶされて途中から寝込んでおりましたが、起きた時に会場が満杯になってるのを見て強くこみ上げるものがありました。
主催された方々、ご来場の方々、緊張を共有したアルピノさん、お疲れさまでした。
ホント言葉で表せない感謝の気持ちがあります。
楽しかった!愛してる!


当日の様子や対戦内容は生放送のタイムラインを見てください。





というところで本題は終わりまして、以下レグライ杯に向けての調整時のお話を。
(基本的には、新幹線内でツイートした内容の加筆修正したものとなります。



今大会の調整は西日本オフ辺りから親しくさせてもらっている、めておるさん・アルピノさん・やほやほさん・いかさん・bellzetさんと行っていました。
調整付き合ってくれてありがとう!どのデッキも過程を知らないと意味の分からない妙なデッキになってすごく愉快だったよ!


まず最初に行ったのは、アルピノさんと手分けして、出場可能性のある10名の属性別ランキングとRPランキングを過去半年分調べ、使いそうなデッキとメタ外にして良いデッキの選別した。
手間を払う余裕があればバッティングランキングも見て、所謂トップメタを使うことが多いかある程度外したものを使うのかも絞り込みたかったところではありますが、そのデータを整理して意味のある運用ができるほどの時間的猶予はないと判断して、属性ランキングの整理までを行うことにしました。

2019y11m25d_121254918

こんな感じのデータです。
最近何を使っているか?という部分も重要ですが、〇月期のデッキ分布でこの色配分であれば、基本的にこの色は使わないだろうからメタ外とする、みたいな形での活用の仕方が主となりました。

この分布を整理してアルピノさんと話していたのは『ちゃぴさんは何を使うか全く絞り込めないので当たりたくない』でした。



そんな感じにデータの整理はできていたのですが、直前まで対戦相手が分からなかったため、繰り上げのない状態であれば当たるほげぽっぽさんをメタの中心として調整を行い、ほぼ確実に青大がが来ると想定して、相性有利がつくデッキとして白大の調整を行いました。

ここで発生した大きな問題点としては。
私が白大を使うのがド下手糞だったのです。
具体的に挙げると大ザガールが出せないと言うレベルでした。
(結局これは改善できなかった気もします)

想定通り青大が来るのであれば何とかなりそうな相性差はありましたが、他のデッキが来た場合にどうしようもない状態だったので、めておるさん達の力でマイナーチェンジして大ザガールに繋げる拓も存在する変形朝セラフになりました。
朝セラフはブラウザ版の頃から使っていたり、10月期のBPマラソンでも使用していた思い入れのあるデッキなので、違和感のない形となりました。

しかし、これに前後して問題が発生しました。
ほげぽっぽさんがアインを使っている情報が出てきたのです。
朝セラフとしては、ミュルナ→光→アインの流れで来てくれれば、アインを墓地送りにしてイージーウィン出来たりしますが、ミュルナ→光→瞬きとかにされるとマローダーに全て焼き払われてかなり厳しいというのがわかったので、対策が必要となりました。

盤面を焼き払われる原因はSPの余裕が元となるので、SS二枚目に除去を積むことでSP優位を吹き飛ばすという方向での調整を行っていきました。
初めの段階では、SSの二枚目に酒瓶を積みフレアのOpSを活用しての除去などをすることを考えていましたが、その動きをするためにSPを用意するとこちらの展開に支障が出たり、青大相手に自爆する可能性があるなどの問題点があり、最終的には二枚目に驚天動地を積む形に落ち着きました。
水精霊の補助も無い形で驚天動地を使うという、白大としては謎の構築になったのはその辺りの試行錯誤によります。

そんな流れでアイン対策もしていましたが、ほげぽっぽさんは必ず青大で来ると信じていました。
ほげぽっぽさんに対して、青大というデッキのアーキタイプを1から練り上げられたプレイヤーとして、すごく尊敬しているとても好きなプレイヤーです。
(面識は一切ありません)
10月期にあの青大が出来上がっていく様子を対戦して目の当たりにしていたので、ランキングを駆け上がったあの珠玉のデッキを、負けたら終わりの緒戦に使わないことはあり得ないと思っていました。

使用したデッキはこんな形です。
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どちらが来ても、除去SSはないと信じてメイリーンを抜いて、徴募対応に太陽の光が入っているのも特徴かと思います。
りむさんから『デッキの8割を使っていない』と鋭いツッコミをされました。



次に準決勝で当たるちゃぴさんですが、前述のように何でも使えるプレイヤーだと思っているので、メタを絞り込むことは諦めました。
ただし、今月の使用色として赤が一切なかったため、アイン等赤中〜大だけは無い可能性が高いと想定しつつプレイスタイル的には待てるデッキが好きそうではあるのと、偽りからはせんまほが出てくるという格言を信じるという方向で調整していきました。

デッキ選択は同じギルドのりむさんが神気のレシピを出してくれたので、待ちデッキに対してより強く待てるデッキというのはちゃぴさん相手に丁度良いのではと思ったのと、グラチャンにりむさんのデッキで出たいという気持ちから神気を使うことにしました。

一時期使っていたこともあり、使う上での違和感もなく見れるデッキも広範囲で好印象でしたが、大きな問題点として、せんまほ相手がどうやってもキツいということがありました。
最終的にハモンさんとやる時にやった、アベル→レン君でヴァイオレットを倒しテンポを取りに行く展開に落ち着いたのは21(木)でした。
実のところアベル→レン君で動いた場合に一枚目の不死鳥を即切られると結局不利な状態になるのですが、ちゃぴさんは多分一枚目不死鳥の戦闘用魔法少女を使うくらいなら青大を使ってくると信じて、そのパターンは無視することにしました。
なので、三位決定戦でハモンさんと当たる時には急遽3手目に出したジルコンを入れました。

アヴニールが入っているのは、CS予選で海上庭園さんに使われて、せんまほに刺さるのを身をもって体験したからです。
アヴニール自体リンレン空杖等で使ったかなり好きなカードなので、りむさんのレシピから一番最初に変更したのはこの枠だったと思います。
メイリーンが入っていないのは、ちゃぴさんのせんまほは必ず復活SSを仕込んでくるだろうから、下手に読み合いをするよりは入れてないので使えない状態にした方が、プレイ上の迷いが減らせるという考えでした。
そして調整していく中で一枚目に信仰心を入れているのが弱く感じたので、青大やせんまほに対してしっかり働いてくれると信じて血染めの鎖に変更しましたが、神気相手なら信仰心読みで未アク回避しないだろうから倒さなくても効果を発揮する死者の息吹の方が良く無い??という天からの声があり、一戦スパーしたあと即時変更となりました。

幻にしてしまったちゃぴさんとの一戦は、朝セラフだったので、待てるデッキというメタ読みは外してなかったので、設定の変更以外はしっかり準備出来ていたと思います。
ちゃぴさん、注目を集める状態で難しい判断をさせてしまうことになってしまい本当に申し訳ございません。
そして、幻となってしっまった戦の再戦を申し出てくださり、ありがとうございます!血が滾りました!



勝っても負けても二戦目に控えているアルピノさんとハモンさん対策も並行して考えていました。

アルピノさんとは対戦することはありませんでしたが、私が大型を使うのが下手であることを知っているので、あえてメタ外の選択肢として白大を使う予定でした。
後で話を聞くと『白で2連戦しているから白以外の想定だった』ということなので、しっかりメタを外せていたので満足です。
ただし、こちらもアルピノさんは7割青で、メタを外しに来たとしたらきっと白、最近の使用から考えると多分カーバンクル、と考えていたので決勝で戦闘用魔法少女が出てきた時には、想定を外されたなぁと悔しい思いが出ました。



実際に対戦したハモンさん相手は、それまでの対戦と偽りからはせんまほが出てくるの格言通り98%せんまほだと思っていたので、本来は初手小型のせんまほを使いSP優位を生かしてネームド先取りしていく予定でした。

が、一戦目で件の状態になってしまい、りむさんから預かり長く調整した神気を使えなかった後悔が大きかったので、メタ読みは無視して、例え負けたとしても神気を使おう!せんまほに対しての準備はしてきたはずだ!という気持ちで神気を使うこととしました。

しかし、ちゃぴさんとはプレイスタイルやSSが絶対に違うのため、ちゃぴさんに負けてから3位決定戦の間に、よりせんまほをメタの中心に据えるため、一番大きな負け筋のSS一枚目不死鳥に対応できる用のジルコンと、除去多め想定となるのでメイリーンがデッキに入りました。


対ちゃぴさん想定とハモンさん想定の形です。
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もし、LP9以上であればアベル始動ではなく普通の神気として、光→バトルグ→アベルで展開する予定でした。
その展開でも結構役割を担えるのでレン君はホントに良い子だなぁと思いました。
りむさんには『魔改造されすぎてて違うデッキでしょ』とお褒めの言葉をいただきました!



りむさんとのエキシビジョンで使った4色3兄弟(鋼ウィニー)は、グラチャンかCSに持っていくデッキ案の一つとして、私の好みに合わせてめておるさんがチューニングしてくれたデッキで、先に行われたCSの際に初戦勝てたら使う予定だったのですが、青大にせんまほが叩き潰されてしまい機を逸しており、どこかのタイミングで表だって使うことができたらと思っていました。

しかし、ちゃぴさんやアルピノさんは青大を使ってくる可能性が十分にあり得たので、残念ながらお蔵入りかなと考えていました。
なので、エキシビジョンでりむさんと対戦することになったのなら、これ以外に使う選択肢は存在しないと感じました。
更に言うと、このデッキの調整時に空杖を入れた形をリクエストしたのですが、リンレン空杖はりむさんに教えてもらった思い出のデッキでもあるので、最後にりむさんとやるにこれ以上ないデッキでした。

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実は唯一原案からの魔改造がされていないデッキでもあります。




最後まで戦える機会があり、ゲームを楽しむことができて本当に良かったと思います。
あと1週間を切りましたが、ランクマ潜っているので是非皆さんお会いしましょう!